研究開発拠点

当社は、研究所(横浜)、神戸・鶴見のサテライトラボの他、三重・沼田・台湾に開発拠点を有しています。社会やお客様の要望に迅速に対応するため、役割を明確にした特色のある実験設備を保有しています。 所在地詳細は拠点紹介をご覧ください。  

研究所

横浜の研究所は、当社の研究開発の中心的な拠点であり、お客様とともに開発を進める開かれた開発拠点を目指しています。当社要素技術を高める技術開発と新製品開発に取り組んでおり、様々な試験機器・実験設備・分析装置を揃えています。また、環境ソリューション事業の中心である横浜事業所に隣接しており、お客様のニーズやアイデアを具体的に製品化するための設備も揃えています。 

神戸サテライトラボ

神戸サテライトラボは、バイオ医薬品製造のための大量培養装置・システムの開発拠点です。これまでに培ってきたシングルユース製品 バイファス® の技術を用いて再生医療のためのヒト細胞大量製造プロセスの開発を行っています。また、遺伝子治療製品の開発についても進めており、新たなシングルユース製品や動物細胞培養装置などの周辺装置開発も行っています。 

鶴見サテライトラボ

2021年11月に開設した鶴見サテライトラボは、T-TAS®をはじめとする血栓止血領域検査システムの開発拠点であり、バイオセーフティレベル2に準拠しています。臨床現場の要望に対応した評価解析系の研究や新規検査装置の開発、全身の血栓リスク解析を可能とする新規検査システムの開発に取り組んでいます。また、臨床現場即時検査(POCT)デバイスの開発も行っています。 

研究所三重分室

三重分室は、バイファス®や T-TAS® 、薬液バッグなどの医薬医療包装材料を生産しているウェルネス事業の生産拠点である三重事業所内に設置されています。お客さまのニーズを迅速に生産まで移行するために研究拠点を併設し、生産現場とスピーディーに連携を取った開発を進めています。分室内にはテスト用製袋機や研究所にはない特色のある分析装置などを取り揃えています。 

研究所沼田分室

沼田分室は機能性コーティング製品を生産している情報電子事業の生産拠点である沼田事業所内に設置されています。テストコーターや表面・断面解析及び異物分析を得意とする分析センターを保有し、スケールアップして実機に近い環境で開発を進めることが出来ます。また、電池分野の開発を行う専用設備を揃え、次世代電池製品の開発も行っています。 

台湾賽諾世股份有限公司

台湾賽諾世股份有限公司はアジア市場のお客様に迅速なサービスを提供するために設立した、海外生産・開発拠点です。お客様とともに開発を進めることができるよう、量産工場でありながら、少量試作から量産まで対応可能なクリーン対応のテストコーターや各種評価分析装置などの開発を進めることができます。現地開発スタッフが日本生産拠点とも連携し迅速に対応します。